柴っぽい柚

2005年12月、友人との忘年会にて「私を必要としている柴犬、落ちてないかな…。」とつぶやいた。2日後、ホントにやって来た犬。空き地育ちで柴っぽい。 柚(ゆず)と名づけたその犬と、三十路独身女の日常。

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助手席の務め

車でお出かけ。運転手は姐さん、助手席は柚。

って、オイ。だから、何でお前が助手席に座ってんだよ。お前用に、後部座席にちゃんと犬用マットをひいてあるだろうがよ。後ろ全面、お前用にカスタマイズしてあるだろうがよ。5人乗りの車なのに、なぜか人間は2人しか乗れないようになっちゃってるだろうがよ。

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しれーっと景色なんか見やがって。お前が犬らしからぬ自由自在さで、ウロウロウロウロするから、すっかり「毛だらけで柚くさい車」として有名になっちまったんだからな。最近、誰も乗ってくれないんだよ、姐さんの赤い彗星。やっと先月、ローンが終わったわ。ふぅ。

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姐さん飽きやすいから、仕事もすぐに嫌になる。だから、自分への足かせとして、常に車のローンを背負い、ちょっとやそっとじゃ逃げられなくしていたのだよ。しかし、それも先月終わってしまった・・・すっかりキレイな体になってしまった。腹黒さはともかく。明日にでも、辞表を提出しそうな勢いだ。大丈夫かな、これから。あぁ、どうしよう。

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でもお前がいる以上、もう新しい車は買わないと誓ったのだ。だって至る所がボロボロだし、窓だってヌメヌメだし、思いっきり柚スメルがしみついているから。乗り潰すと決めたのだ、故障するまでは。そもそも、3年間で1万7千キロしか走っていないんだから、買い換える方がまつがっとる。どんだけバブリーだっ!と、友達に怒られたばっかりだ。

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そんなどーでもいー事をベラベラしゃべっているのはだな、眠いのだ、とても。なんだかまぶしい時間になっちゃったしね。まぶしさも手伝って、グダグダ運転手は眠いのだ、とても。だから、助手席に座る獣としては、適当な相槌を打ちながら、話を聞くのが務めとゆうものなんだよ。

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あ、あくび寸前。


(写真はすべて、停止している間に撮ってます。交通ルールは適当に守ってますので、ご安心を。)




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1.秋モデルのつもりだけれど、




2.どーも違うな。ま、いっか。

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